株式会社玉水建装
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転職・就職

2023.11.29

正社員と契約社員の違いとは?それぞれのメリット・デメリットも

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こんにちは!伊丹市・大阪府を中心に内装工事を請け負う玉水建装の田中です。

 

会社員として企業で働く際には、さまざまな雇用形態があります。

今回はその中でも「正社員」と「契約社員」の違いについて解説します。

 

正社員と契約社員はどんな点が違うのか、それぞれのメリット・デメリットも踏まえてご紹介しますね。

契約社員から正社員へキャリアップする方法もあわせてお伝えします。

雇用契約書

 

正社員と契約社員の違い

正社員と契約社員の違いはズバリ、無期雇用か有期雇用かという点です。

 

無期雇用で辞めない限り定年まで働けるのが正社員、有期雇用契約を結んで期間が終わると更新か終了かを判断するのが契約社員です。

有期雇用契約は最長3年(もしくは5年)ですが、1年ごとの契約を毎年更新するケースが多いでしょう。

 

実は正社員と契約社員には、法律的にはそれ以外の違いはありません。

しかし実際には、正社員と契約社員では給与や待遇、仕事内容などで違いがあるのが一般的です。

 

正社員と契約社員で異なることが多いのは以下のようなものです。

ただし、雇用期間以外の違いは法律で定められているものではなく、あくまで「一般的に異なることが多い」というものです。

 

雇用期間

先ほどもご紹介した通り、正社員の雇用期間は期限の定めがありません。

契約社員は最長3年で、それ以上働く場合は双方の合意の元で更新する必要があります。

 

給与

正社員は年俸制や月給制、契約社員は月給制や時給制が多いです。

時給制で土日祝がお休みの会社であれば、祝日が多い月は給与が減ってしまうことがデメリットとなります。

 

賞与や退職金の有無や金額は正社員・契約社員とも会社の規定によりますが、一般的には契約社員のほうが少ない、または出ないというケースが多いでしょう。

 

勤務条件

勤務条件も基本的には会社の就業規則によります。

労働時間も正社員だからフルタイム、契約社員だからパートタイムという決まりはなく、正社員と契約社員の勤務条件が同じケースもありますが、契約社員のほうが労働時間や日数が少ないというケースも。

 

福利厚生

社会保険や有給休暇など法律で定められている法定福利厚生は、社員の雇用形態に関わらず、条件にあてはまれば対象となります。

しかし、企業が独自に設定している福利厚生は、契約社員よりも正社員のほうが手厚いケースが多いです。

 

例えば、家族手当や住宅手当、リフレッシュ休暇などが企業独自の福利厚生にあたります。

 

社会保険の制度や加入条件は「社会保険とは?加入のメリットや国民健康保険との違いなどを知ろう」のコラムで詳しくご紹介しています!

 

仕事内容

こちらも会社の規定や契約内容によりますが、契約社員の場合は雇用契約時に業務の範囲が明確になっていることが多いです。

勤務先も契約で明確になっているので、原則として転勤の可能性もありません。

 

一方、正社員は転勤や異動の可能性があり、入社時とは違う部署やエリアで働く可能性もあります。

仕事の範囲や責任も契約社員より大きく、重いのが一般的です。

 

 

正社員と契約社員のメリット・デメリット

「就職は絶対正社員が良い!」と思いますか?

正社員にメリットがあるのと同じように、契約社員にも契約社員ならではのメリットがありますよ。

それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分に合った働き方を考えてみましょう。

 

正社員のメリット・デメリット

正社員は無期雇用で長く働ける点が最大のメリットです。

企業としても長く働いてもらうことを前提とし、長期間のキャリア形成を視野に入れて仕事を任せるため、さまざまな経験をしながらキャリアアップを目指せます。

 

また、給与体系や福利厚生などが充実していることも多いため、経済的にも安心感が高いです。

 

一方、任せられる仕事の範囲が広く、責任が重たいため、業務によっては「仕事が大変…」と感じてしまうケースもあるかもしれません。

異動や転勤がある会社もあり、自分の希望とは異なる業務やエリアで働くことになる可能性もあります。

 

契約社員のメリット・デメリット

契約社員は、業務内容や業務時間などの勤務条件を調整しやすく、ワークライフバランスを整えた働き方がしやすいことがメリットです。

正社員と比べて業務範囲や責任が少ないことが多いので、残業や休日出勤などが少ない可能性もあります。

 

業務内容も明確にして雇用契約を結ぶので、特定の業務に集中して専門スキルを磨きやすいという特徴も。

また、正社員で入社するのが難しいような大手企業にも、契約社員でなら採用されやすいというケースもあります。

 

ただし、契約社員は有期雇用ですから、雇用期間が終了したときに必ずしも更新できるとは限らない点は大きなデメリット。

給与や福利厚生が正社員と比べて手薄であることも多いです。

 

また、雇用期間や業務範囲が限定されていることから、社内における長期的なキャリアップの道筋がないこともデメリットといえるでしょう。

 

 

契約社員から正社員にはなれる?

働く男性

契約社員から正社員を目指す方法として、主に以下の3つの選択肢があります。

  • 正社員登用制度を利用する
  • 無期雇用社員へ転換する
  • 転職して他企業で正社員を目指す

 

それぞれについて紹介しますね。

 

正社員登用制度を利用する

「正社員登用制度」とは、現在自社で働いている契約社員などを正社員へと切り替える制度です。

企業としても、すでに働いていて仕事ぶりや人柄を知っている人を正社員として採用できるのでリスクやコストが少ない方法です。

 

ただし、正社員登用制度は全ての会社にあるとは限らないので、勤務先の制度を確認する必要があるでしょう。

 

無期雇用契約へ変更する

契約社員として通算5年以上働くと、無期雇用契約へ変更することができます。

企業は、条件を満たした従業員からの申し入れを拒否することはできません。

 

ただし、この変更は契約期間が無期となるものであって、そのほかの雇用条件が正社員と同様になるとは限らないことに注意が必要です。

 

転職して他企業で正社員を目指す

別の企業が出している正社員の募集に応募して、転職で正社員を目指す方法です。

業種や職種が同じなら、契約社員としての経験も評価してもらえるでしょう。

 

会社が変わると、仕事内容や勤務地が変わる可能性があることには注意してください。

 

 

正社員と契約社員の違いやメリット・デメリットを理解しよう

正社員と契約社員の法律的な違いは、無期雇用か有期雇用かという点です。

しかし一般的に、正社員は仕事の範囲や責任が大きく、給与や福利厚生が手厚い、契約社員は業務範囲や責任が限定されていて、給与や福利厚生が正社員と比べて手薄であることが多いです。

 

この違いはそのまま正社員と契約社員のメリット・デメリットにつながります。

正社員は安定雇用でやりがいや責任の大きな仕事ができる、契約社員は特定の業務に集中し、ワークライフバランスを重視した働き方ができるともいえるでしょう。

 

企業によっては契約社員で入社し、正社員登用制度を利用して正社員を目指すという方法もありますよ。

自分の希望やライフプランに合った働き方を考えてみましょう。

 

玉水建装は、内装工事に特化した内装コンサルティング事業を展開。

内装業は、ものづくりや空間づくりのよろこびや達成感を感じられる仕事です。

玉水建装でのものづくりに興味がある方は、ぜひ採用サイトをご覧ください。

この記事を書いた人

現場サポート事業部 人事採用田中 杏佳

人事採用担当をさせていただいています。内装工や軽天のこと、また就職に関する知識をお伝えしていきます。

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