株式会社玉水建装
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転職・就職

2023.10.19

社会保険とは?加入のメリットや国民健康保険との違いなどを知ろう

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こんにちは!伊丹市・大阪府を中心に内装工事を請け負う玉水建装の田中です。

 

求人情報などで「社会保険完備」という文言を見かけることがあると思いますが、具体的にどのようなことかわからないまま応募していることはありませんか?

社会保険の仕組みはわかりにくい部分がありますが、社会人ならぜひ知っておきたい内容です。

 

今回のコラムでは会社員の社会保険について解説。

社会保険の内容や仕組み、国民健康保険との違いなどをわかりやすくお伝えします。

労働者名簿

社会保険とは?

社会保険とは、「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「雇用保険」「労災保険」の5つの保険制度の総称(広義の社会保険)です。

「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」の3つを社会保険と呼び(狭義の社会保険)、「雇用保険」「労災保険」の2つを労働保険と呼ぶこともあります。

 

社会保険は国や保険組合などが保険者として運営し、会社員や公務員などが被保険者として加入します。

加入者は毎月保険料を支払い、万が一の際に給付を受けられるという仕組みです。

 

給付のタイミングは病気やケガ、出産、介護、失業など。

加入者全員で保険料を負担し合うことで、個人にかかる医療費を軽減し、万が一の際にしっかり給付が受けられるようになっています。

 

例えば病気で入院して会社を長期で休んだ場合や、そのまま退職することになってしまった場合、収入がなくなってしまうのは困りますよね。

そんな場合に、健康保険や雇用保険といった社会保険から給付を受けることができるのです。

社会保険に加入することでさまざまなリスクに備えて、安心して働き、生活することができます。

 

一般的に、「社会保険」というと健康保険と厚生年金保険、40歳以上対象の介護保険の3つ、狭義の社会保険を指すことが多いです。

 

 

社会保険の「健康保険」と「国民健康保険」の違いとメリット

日本は「国民皆保険制度」といって、20歳以上の全員が公的医療保険に加入することが義務付けられており、公的医療保険は社会保険の「健康保険」と「国民健康保険」の2種類です。

それぞれの特徴と2つの違いについてご紹介します。

 

社会保険の健康保険

社会保険の健康保険は、全国健康保険組合(協会けんぽ)や独自の健康保険組合が運営しており、会社員や公務員が勤めている企業や団体を通して加入します。

 

中小企業では協会けんぽの健康保険に加入している企業が多いですが、特定の業界や大企業では独自の健康保険組合が運営する健康保険に加入するケースもあります。

 

玉水建装では、建設国保(全国建設工事業国民健康保険組合)が運営する健康保険に加入しています。

 

保険料は標準報酬月額に応じて決められ、事業主と折半して負担します。

国民健康保険に比べて保険料の負担が少なく、それでいて保障が手厚いのがメリットです。

一定収入以下の家族を「扶養する」という制度があり、被扶養者は保険料を支払わずに健康保険制度を利用できます。

 

また、社会保険に加入した場合は健康保険とセットで厚生年金に加入します。

こちらも年金保険料は企業と折半で、受給は国民年金よりも手厚いというメリットがあります。

 

国民健康保険

国民健康保険は、社会保険の健康保険などほかの公的医療保険に加入していない人が加入します。

企業に勤めていない自営業者や年金受給者、または社会保険に加入していない団体などに勤めている人が加入することになります。

 

国民健康保険の保険者は市区町村で、保険料は前年の所得を基準に決められます。

保険料の折半などはなく、加入者が全額負担します。

また、国民健康保険には扶養の制度はありません。

 

なお、国民健康保険の加入者はセットで国民年金にも加入します。

国民年金保険料の金額は全員一律でこちらも加入者が全額負担となります。

 

 

社会保険の加入条件も知っておこう!

ここでは狭義の社会保険(「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」)の加入について、企業と従業員それぞれの加入条件をご紹介します。

 

企業の加入条件

法人または、常用従業員が5人以上の個人事務所(農林漁業やサービス業の一部を除く)は強制適用事業所として、必ず社会保険に加入する必要があります。

また、それ以外の事業所や団体も、社員の半数以上が同意し、会社が申請・認可を受ければ、社会保険に加入することができます。

 

従業員の加入条件

正社員かそうでないかは関係なく、社会保険に加入する企業でフルタイム、またはフルタイムの3/4以上の日数・時間で働く従業員(パート、アルバイトも含む)が社会保険の加入対象です。

また、2022年10月から段階的に社会保険の適用範囲が拡大されています。

 

70歳未満で以下の全ての要件に当てはまる人も社会保険の加入対象となります。

  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 所定内賃金が月額8.8万円以上
  • 2カ月を超える雇用の見込みがある
  • 学生ではない

 

2023年10月現在、従業員数101人以上の企業では上記の4つの条件全てに当てはまる人も加入対象です。

2024年10月からは、従業員数51人以上の企業も対象となります。

 

 

社会保険の任意継続制度とは

社会保険は企業を通して加入する保険制度なので、会社を退職したら社会保険(健康保険・厚生年金保険)も脱退して国民健康保険・国民年金に加入しなくてはいけません。

しかし、条件を満たしていれば退職後も一定期間社会保険に加入し続けることができる「任意継続」という制度があります。

 

任意継続のメリットと注意点は以下の通りです。

 

【メリット】

  • 国民健康保険・国民年金よりも給付が手厚い
  • 被扶養者の健康保険料がかからない

 

【注意点】

  • 保険料は企業と折半にならず全額自己負担
  • 退職翌日から20日以内に申請が必要
  • 最長2年
  • 給付や手当は一部制限がある

 

全額負担であっても国民健康保険・国民年金より任意継続のほうが保険料が安い、家族を扶養しているといった場合は、任意継続を選択するケースもあるでしょう。

国民健康保険・国民年金に加入するか、社会保険の任意継続をするか、どちらが良いかは収入や家族構成などによって異なるため、詳細は自治体の窓口で相談することをおすすめします。

 

 

社会保険とは安心して働き、暮らすための公的保険制度

社会保険とは、「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「雇用保険」「労災保険」の5つの保険制度の総称です。

 

企業で社会保険というときには、狭義の社会保険として「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」を指していることが多いです。

加入者で保険料を負担し合うことで、個人の医療費負担を抑え、万が一の際に給付を受けることができる仕組みになっています。

 

社会保険は、勤めている企業や団体を通じて加入します。

保険料は企業と折半のため負担が少なく、国民健康保険・国民年金よりも給付が手厚いこと、一定収入以下の家族を扶養することができるのがメリットです。

玉水建装も社会保険完備、健康保険は建設国保への加入です。

 

日本は国民皆保険制度のため、社会保険に加入していない人は国民健康保険・国民年金に加入となります。

 

法人や常用従業員5名以上の事業所は社会保険(狭義)に加入する義務があります。

社会保険に加入している企業や団体で働いている従業員は、正社員かどうかにかかわらず勤務時間や勤務日数、月額賃金などによって加入対象かどうかが決まります。

 

玉水建装は、内装工事に特化した内装コンサルティング事業を展開。

内装業は、ものづくりや空間づくりのよろこびや達成感を感じられる仕事です。

玉水建装でのものづくりに興味がある方は、ぜひ採用サイトをご覧ください。

 

この記事を書いた人

現場サポート事業部 人事採用田中 杏佳

人事採用担当をさせていただいています。内装工や軽天のこと、また就職に関する知識をお伝えしていきます。

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